おしゃべりの五線譜

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なにわに落ちた今振り返るリューン観劇時の話

まさかこんなにもなにわ男子の皆さんに落ちるとは誰が予想したでしょうか。
気になったものには割とハマりやすいタイプではあると思うのですが、それにしたってこの速度は異常でした。というか何が決定打で落ちたのか自分でも分かりません。
ただ、有料会員登録を抜けるつもりで最後に読んだ日刊が可愛すぎて抜けるのが惜しくなったり、フォロワーさん経由で流れてくる情報がなんだかんだ気になったりして、気付けば彼らが掲載されている雑誌を買いに書店へ走っていました。なんともチョロすぎる。


さて本題です。
私がリューンを観劇したのは溝口さんが出演されていたからなのですが、いざ観劇したら周りに魅力的な役者さんがずらりと揃っており結果的に目が足りなさすぎた3時間でした。
主演の丈くんと大橋くんももちろんその役者さんの中に含まれます。
物語が始まりこの二人演じるフローとダイが登場した時、確かに私はこう思いました。「おお!?これは溝口さん負けてられないぞ……?」と。
具体的に何に対してそう思ったのかは分かりませんが、始まった瞬間の音楽で既に物語の世界に引き込まれていた私の意識をこの二人が更に深いところまで連れて行ってくれたような感覚でした。

このお二人は本業がアイドルの方なので今回の現場は彼らにとってはいわゆる”アウェイ”というものになると思います。
私は主演のお二人がどんな方々なのか知らない状態での観劇だったので、正直なところ「どこまでやれる人たちなんだろう?」という気持ちがあり、失礼ながらハードルはそこまで高く設定していませんでした。
ところがいざ蓋を開けてみると、”本業アイドル”を忘れるくらい彼らは”舞台役者”でした。歌の発声もちゃんとミュージカルだった。”本業俳優”の私の推しに対して「おいおい負けてられないぞ!」という気持ちを抱いてしまうくらい、このお二人は魅力的な”俳優”に見えたのです。
アウェイのはずの場所を完全に自分たちのフィールドにして舞台に立っている姿のなんと立派なことか。おかげで、オペグラで推し定点するつもりが視点の移動に忙しい観劇となりました。

今思うと、今回の感覚は「Indigo Tomato」で溝口さんのお芝居を観た時のものと似ているような気がします。
頭を強く殴られたような衝撃と、「この人がこの先どうなっていくのか気になる」という気持ち。
この先どんな風になっていくのか、可能性に満ち溢れたお二人だと思いました。

入口が舞台作品だったので私が好きになったのは俳優としての彼らでしたが、本業のアイドルとしての姿も素敵だなあと最近色々勉強しながら感じています。
そして彼らをきっかけに知ったなにわ男子の皆さんがこれまた可愛いこと可愛いこと……!
彼ら、まだデビュー前なんですね。デビューして今以上にあちこちで活躍する姿が今から楽しみで仕方ありません。
今後彼らがキラキラした道をずっと歩んでいけるよう応援していきたいと思っています。


それにしてもこのお二人、もっとミュージカルに出る姿が観たい。そしてまた溝口さんと共演して頂きたい。リューン再々演いかがですか……ねえ?