おしゃべりの五線譜

言いたいことをぽつぽつ。語彙力をください。

1年間の通知表

年の瀬ですね。これを読んでくださっている皆さんはもう仕事納めされていますかね?私は絶賛繁忙期なので今日も明日も働くお姉さんです。

私と同じくお仕事の皆さんはお身体に気を付けて一緒に年末年始を乗り切りましょうね…!

 

 

今月の最初の方で、「いいねの数だけ1月から今年を振り返る」というタグをしたところ、嬉しいことにそこそこの数の反応を頂きました。ありがとうございます。

最初はツイートをぽちぽち書き溜めていたのですが、周りのフォロワーさんの素敵な振り返りや現場まとめブログを読んだら私もブログを書きたくなってしまったので、今回はブログにまとめることにしました。

だらだらと長いブログになっているので、適当~~~な感じで見て頂けたらと思います。

 

 

それではスタート!

 

 

1月

13日 DearDream 1st LIVE TOUR「ユメノコドウ」(福岡)

・私にとって2回目のドリフェス現場、ツアー福岡です。この時とんでもない大雪が降った日で、元々乗る予定だった高速バスが運休になるかもしれないとのことで急遽1日前倒しで鹿児島市内泊→新幹線というスケジュールに切り替えて福岡へ向かいました。当時は最後の現場になる予定だったので「絶対後悔しないように楽しむ!」と決め、うちわを作ってみたり朝からグッズに並んだりと全力でライブに臨みました。生で聴くシンメ(フル)の破壊力といったら…!3曲目でこれだったので早くも息絶え絶えでした。あと集団幻覚(ワンハー)ですね。組み合わせが発表された瞬間の真後ろからの悲鳴がいつまでも忘れられません。でも分かる、叫ぶよねあれは。

・ところでこのライブ、私の座席は上手側だったので溝口さんのいつもの立ち位置と反対側でした。「みんな結構あちこち動いてくれるもんね~」とか思っていたのですが、彼、びっくりするくらい上手に来なかったんですよね。最後のお手振りタイムの時になってようやく上手側にゆっくりと来てくれました。そうして手を振ってくれた瞬間、涙が溢れて止まらなくなりました。あの時終演後も隣で優しく声を掛けてくださった赤推しのお姉さん、本当にありがとうございました。

 

2月

・現場は無し。その代わり、劇プレが以前握手旅で来てくれた場所を巡ろうと先輩と一緒に聖地巡礼的なことをしてきました。わざわざ高速に乗り、SAで壮馬くん(のお試しファンダカード)に電話を掛けたりしてはしゃいだ思い出。

 

3月

・忘れもしない3.5。あの緊急生配信を一人で観る勇気が無く、同県のフォロワーさんと一緒にネカフェで配信を観ました。この日をきっかけにその当時の自分の状況が本当にこのままでいいのかを考え直し、ばっさりと身辺整理を行いました。前職を辞めたのもこの月。オタクごとに関してもプライベートに関しても大きな変化があった月です。

 

4月

・溝口さんのミュージカルがどうしても気になり、「身辺整理をしたことだし…」と在宅撤回を決意し「Indigo Tomato」のチケットを取りました。それを楽しみに、半月のニート生活を経て転職。後半はGWの繁忙期も始まり、ヒィヒィ言いながらも何とか新しい仕事に慣れようと頑張っていました(この半年後には更に恐ろしく忙しくなるということをまだ知らなかった)

 

5月

・現場は無し。溝口さんの新しいお仕事でミュージカルに続き舞台(ジョン万次郎)のお知らせ、しかも主演と聞き悩んでいたのですが、優しいフォロワーさんにお声掛け頂き「迷うならいっそ行った方が」と遠征を決意。無事行けることになり、6月が更に楽しみになりました。それからこの月は溝口さんがお誕生日ということで、彼が好きだというマンデリンを飲んでみようと県内の珈琲の店をあちこち探したりしたのも良い思い出です。

 

6月

10日 ミュージカル「Indigo Tomato」

・初めての溝口さんの舞台、それもミュージカルということでワクワクしながら飛行機で大阪へ向かいました。歌の上手な共演者の方に囲まれて大丈夫なのかという不安はどうしても消えなかったのですが、その心配は杞憂に終わりました。まさかあんなに歌が進化しているとは…!(歌についてはhttps://fusetter.com/tw/m6Jkw#allでつらつら書いたりしてます)初めて観る彼の舞台がこの作品で良かったと心から思いました。脚本はあて書きとのことだったので、いつかまたこの5人で再演して欲しいなとぼんやり思っています。

21日 舞台「ジョン万次郎」

・円盤化が既に分かっていたのでそれを待とうと思っていたのですが初主演はやっぱり生で観たいと思い、東京に飛びました。これは生で観て本当に良かったです。最後の長台詞に圧倒されました。万次郎が溝口さんの身体を借りてその場にいるように感じるくらい、彼は万次郎として生ききっていました…すごいものを観た。それから細貝さんの船長があまりにも素敵でした…。

 

・大阪は日帰りだったので着いてすぐ観劇、終演後はすぐ空港へ…という感じだったけど、東京は1泊だったのでナンジャタウンのコラボへ行ったり念願の上井草へ行ったり満喫出来ました。行った先々で会ってくださった優しいフォロワーさんたちに感謝です。ちなみにこの2回の遠征は家族に黙って出かけたので色々とアリバイを考えるのに苦労しました…笑(しばらく経ってから母だけには打ち明けて「行けて良かったね~!観たいものがあるなら後悔しないように行きなさい」と言ってもらったので、黙って遠征はこれ以降してないです)

 

7月

・現場は無しですが、福岡のポップクロスカフェのコラボに行ってきました。も~~ひたすら楽しかった!最後の方はお客さんが自分たちしかいないのをいいことに全力でドリアピ写真や動画を撮りました。ブロマイドとコースターはなかなか推しが出てきてくれず、フードファイトが苦しくなってきた後半はずっとガトーショコラ(一番お腹に溜まらない)を食べていました(笑)

 

8月

31日 舞台「宝塚BOYS」

・ずっと楽しみだったヅカボ!元々母の影響もあって宝塚が好きだったので、それを題材にした舞台への出演は本当に嬉しかったです。溝口さんの演じる竹内くんがまあ可愛いこと可愛いこと…!バレエのレッスンをしているうちにだんだん楽しくなってきちゃう姿、長谷川くんの「無理~!」に全く説得力の無いマリーちゃん、上原くんと「花!」とキャッキャしている姿…あまりの可愛らしさに完敗でした。でも可愛いだけでなく、自分の意思を強く持ち貫こうとする姿であったりそれゆえに熱くなりすぎる姿であったり、様々な表情を見せてくれました。この作品がターニングポイントになったと彼は雑誌で挙げていましたが、その作品を生で観ることが出来て本当に幸せだと思いました。最後のレビューも素敵だった。この時の座席がまさかの2列目で、しかも上手寄りだったので最後の歌い出しが本当に目の前だったんですよ。最高のご褒美をもらったような観劇でした…!

 

9月

・現場は無し。審神者業もしているので、初期刀の歌仙ちゃんが展示されるということで初めて熊本まで運転して行ってきました。壮馬くんがおすすめしていた復興作業中の熊本城も見てきましたよ!そして、行くことが出来ず円盤を待っていたバトライをようやく観ることが出来ました。FVの公ちゃんでボロッボロに泣いた。あとDDのミアモは溝口さんが実に美しくてセクシーで良きでした。2番サビのあれは不意打ちすぎて即死だった…。

 

10月

21日 ドリフェス!Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN「ALL FOR TOMMOROW!!!!!!!」

・発表された時はまだ先のことだと思っていた武道館ライブ、あっという間にその日が来てしまいました。追加公演もありましたが、土曜日は休めない仕事のため泣く泣く断念。行ける1日に全てを懸けました。前日物販の地獄っぷりに震えていましたが、本当にありがたいことにたくさんの方がグッズを代行してくださったおかげで欲しいものは全て入手出来ました。皆さま本当にありがとうございました。それから、「出すならここしかない!」と思い切ってフラスタを出しました。お花の部分は色とイメージだけ伝えてお花屋さんにお願いしていましたが、せめてボードだけは自分らしいものにしようとあれこれ考えたのも良い思い出。

・キービジュアルで着ている衣装はみんな着るだろうと分かっていたのですが、1曲目でライジングスターとライトニングボルトを着て出てくるのは全く予想外で最初の衝撃がすごかった。ファンの皆さんが誰もネタバレしないでいてくれたのが本当にありがたかったです。そしてクールプリースト姿でのグロスト!初期から大好きな衣装で「着て欲しい!」とずっと言い続けてきたので、それが最後に叶って本当に感激でした。あとソロ曲の衣装!キャンブロR大好きなのでまさか再び着てくれるとは…!あと個人的に壮馬くんがソロ曲でシューティングスターを着て出てきたのはすごく嬉しかったです。「夢は現実になるよ」と歌っていたリアドリでの衣装を着て「なにがあっても辿り着くって あの日決めた場所…立っているんだ」と歌うの、あまりにもエモすぎた…。

・アルバムを聴いた時からライブではどうなるのだろうと震えていたマグエモですが、無事即死しました。始まった瞬間に膝から崩れ落ち、ただ硬直して立っていることしか出来なかった…。そしてそのままシンメに続いたわけですが誰ですかこの順番でいこうって言ったの…命がいくつあっても足りないセトリでした。各ソロ曲は表現がそれぞれ「らしいな」と感じる素敵なステージでした。かおるくんのステッキは最初に曲を聴いた時から観てみたかったので実現して嬉しかった!溝口さんの「リフレイン」はまるでミュージカルの一場面を観ているようで、彼が以前言っていた「歌やダンスは“演じる”感覚で表現している」ということの集大成を見せてもらったような気がしました。ライブ中は割と終盤まで泣かずむしろ「楽しい!」と笑顔でいられたのですが、「GO TOMMOROW!!!!!」の間奏になった瞬間に「あ、終わるんだ」と急に実感してしまい、そこから涙が止まりませんでした。

・挨拶はずっとえぐえぐしながら聴いていました。かおるくんがあそこで素になって感情を爆発させた瞬間に客席が揃って一斉に「うっ…!」と声を上げたのは少し驚いたけど、私もその一人だったから気持ちはめちゃくちゃ分かる。あそこで彼が本音を爆発させてくれてどこか安心しました。溝口さんの挨拶の“青”の話、私は彼がPRJに参加すると決まりキャラクターを知った時に「えっ青?クールキャラ?」と若干戸惑った人間だったので、「ああ、やっぱり…」と思いながら聴いていました。でも、私が彼のことを「この人が好き」改めて思ったり、何よりも「推したい」と思ったのは間違いなく“青担当の及川慎こと溝口琢矢”である彼の姿を観たファーストライブからなので、理想の青を求めてずっと努力し走り続けてきてくれたことを彼の口から聴くことが出来て嬉しかったです。本当に大好き…一生推す…(激重)

・ライブが終わるまで、こんなに晴れやかな気持ちで武道館を後に出来るなんて思っていませんでした。壮馬くんの「失ったものは何もありません」「これは勝ちです」という言葉の強さ…すごい。この言葉のおかげで無事に“明日”を迎えることが出来ました。最後のステージを見届けて「ありがとう!」と声に出して叫ぶことが出来て幸せでした。

 

11月

21日 舞台「熱血硬派くにおくん

・武道館からちょうど1か月後の東京。新宿の人の多さに心が若干折れましたが、それを吹き飛ばす勢いで笑った作品でした。いつもの高めで爽やか度の高い声ではないドスの効いた声を聴いた時は(今のセリフ誰!?) と思わず舞台上を探してしまうくらい驚きました。そんな声も出るんだね…。軽やかに舞うようなアクションは観ていて惚れ惚れしました。原作のゲームはタイトルくらいしか知らなかったのですがそれでも十分楽しかったです!続編、実現して欲しいな~!

・この舞台で初めてアフタートークショーというものを観たのですが、共演者の方々に褒め倒されて照れながら「もうアフタートークやだー!」と立ち上がるのめちゃかわでした…。でもそんな中でもストイックで真面目に稽古に取り組んでいる姿を知ることが出来て嬉しくなりました。

 

12月

・現場は無し。今年のAAAはせっかく鹿児島でライビュもあったというのに仕事が休めず断念しました…カレンダー呪う…。

・10月に仕事で変化があり11月にまた少し変化…と私生活の方が今月までずっと落ち着かず、色んな方に心配をかけてしまったな…と思います。Twitterで愚痴や弱音を吐いてばかりなのにいつも優しくしてくださる皆さまには本当に感謝しています。いつもありがとうございます。

 

 

 

…はい、12ヶ月振り返りました!

行った現場の数は6つ。今までの生活を考えるとこれでもびっくりする数です。溝口さんの現場にしか行けてないのですが、その中でもどうしても観たいようなものはしっかり押さえて行けたのではと思います。行くごとに素敵な作品に出会うことが出来て幸せな1年でした。

 

本音を言えば同じ作品でも複数回観たいし、推し以外の舞台にも足を運びたい。でも金銭的な問題であったり、何よりも仕事で連休を取るのが難しいため1回観るのがやっとです。それでも溝口さんが「1回でも満足して帰ってもらえるように」ということを大切にし、毎公演が最高のものであるように誠実に作品と向き合ってくれているから、私も行ける1回を大切にすることが出来ています。そう思うと、今のペースで応援を続けていくのもいいかな…といった感じです。

 

来年も既に半年先まで溝口さんの舞台が決まっているので、今から楽しみで仕方ありません。チケット戦争は怖いですがイケるっしょ!精神で頑張ります!

そして今年は“推し事は健康な身体あってこそ”ということを実感した1年だったので、健康に過ごせるよう気を付けます…。

 

 

今年1年、自分に出来る精一杯で推しをめいっぱい応援しました。花丸100点!

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

「リフレイン」の話


アルバムが手元に届いてから仕事の行き帰りや自宅でずっとアルバムの曲を聴く毎日ですが、皆さまも同じような方が多いのではないでしょうか。

それぞれの曲で色々と思うことはあるのですが、推しの曲はやっぱり何度も何度も聴いてしまうので思うことは特に色々ありまして。今日はその中で思ったことの話です。

相変わらずのぐだぐだ文章ですが、それでもお付き合い頂けるという方はよろしくお願いします。

 

 

まず「歌声」の話。

過去に雑誌のインタビューで歌い方について「そもそも最初からキャラクターに寄せていこうというプロジェクトではなかった」「僕らは僕らとして歌えばいいと最初のレコーディングからなっていた」という風にDearDreamの5人は語っていました。結果としてそれは大成功だったと思います。キャラクターとキャストがasで繋がっているから、キャストが想いを込めて歌えば、キャストとしてはもちろんだけど、キャラクターの歌としても同じように聴き手に届く。これがこのプロジェクトの強みだったと思います。

その中で溝口さんと慎さまの声は、私の中でいつまでも不思議な位置にいました。キャストの地声、キャラクターの声、歌っている時の声が、同じ人の声のはずだけどどこか違うところにあるような感覚がしていたのです。でも、地声と歌声が違う人は結構いるので(私も多分そうです)彼もその一人なんだろうなと思って違和感なく受け入れていました。

 

そうして彼の歌う曲を今までたくさん聴いてきたところで発売された今回のアルバム。ソロ曲です。

メロディーの音域は2オクターブ近くあるので、低音も高音も幅広く使います。その中で高音が多くなるサビ部分を聴いている時に感じたことがありました。

今までの曲を聴く中で私は高音域になればなるほどキャラクターよりもキャストの色を強く感じてしまっていたのですが、今回はどちらかというとキャラクターの色の方を強く感じました。

慎さまの声に寄せて歌ったのかと最初は思いました。でももう一度よく考えてみましたが、慎さまに寄せたというよりは、慎さまと溝口さんの声の重なりが大きくなったのではないかというのが今の考えです。

二つの円を少し重ねた図を想像して頂きたいのですが、それぞれの円(声の円)がキャラクターとキャストだとすると、重なった部分が歌声です。今までこれはそこまで大きくない重なりだったと私は思っています。それが今回のソロ曲では、重なりが今までの倍以上に大きくなったように感じたんですよね。だから、高音域を歌っても慎さまの声を強く感じる。

 

歌詞の内容ももちろん素敵ですが、それよりも先に私はこの歌声の変化で思わず目頭が熱くなりました。溝口さんと慎さまが一緒に歩んできた積み重ねがここで大きな形になったんだなぁと……(今までの活動で積み重ねを感じなかったというわけではないです。今回は歌声に大きな変化を感じただけです)

多少はキャラクターを意識している部分はあると思います。でも、今までよりも強く繋がったキャラクターと一緒に「僕は僕として」歌ってくれたのが今回のソロ曲なのではないかと私は思いました。

 

 

 

もう一つ、「歌詞」の話。

この曲は誰に向けての歌なのかという話です。TLではすでに様々な感想や考察ツイートが流れてきているので、どれも「分かる~!」となりながら見ております。

あれこれ考える中で色んな相手が浮かんだのですが、その中で「溝口さん→慎さま」というのが浮かびました。逆もあるのかもしれませんが、自分が3次元の人間である以上キャスト→キャラクターの想いを見聞きする機会はあっても逆は今のところ無いので、今回は「溝口さん→慎さま」ということで話をしたいと思います。

 

彼がこのプロジェクトに関わったことで「今までと変わったな」と感じることがたくさんありました。歌、ダンス、演技、トーク等様々です。きっとこのプロジェクトに関わらなくても技術向上をしていずれは素敵な役者さんになっていたとは思いますが、とても速いスピードで進化を遂げた彼にとってこのプロジェクトの存在はとても大きかったのではないでしょうか。「プロジェクトに関わった=慎さまと出会った」ことで得たものや新しく見た景色もたくさんあると思います。

得たものを自分の武器に変えて活躍する姿を今年初めて個人のお仕事(舞台)で観ましたが、ドリフェスでの経験が生かされていると感じるところがあちこちにありました。きっとこの先のお仕事でもそう感じる瞬間があるでしょう。

サビの部分、歌詞は「くれますか」となっていますが、問い掛けると同時に「いこう」と決意して語りかけてくれているようにも感じられるので、そういう想いで彼の中にいつまでも慎さまの存在があり続けてくれたらいいなといういちファンの願望です。

慎さまと過ごしてきた時間を大切に、一緒に未来へ進んでいこうという決意の歌だったら嬉しいなぁ……と。

 

 

実際彼がどういう気持ちで歌ったのか、どういうイメージでこの歌詞が出来たのかが語られていないので、何かあればそっと下げるかもしれません……(笑)

今しか出来ない妄想ということで今回はよろしくお願いします。

 

DD2ndアルバムの衣装の話とか色々

 

毎日毎日暑いですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日はそんな暑さを吹き飛ばすような爆弾……もといMVが投下されましたね。皆さまもうご覧になりましたか?まだ?では貼っておくので観てください。


DearDream / GO TOMORROW!!!!! Music Video

 私はこのMVを観た後、寂しさが込み上げてきて泣いてしまいました。「明日へ行こう」と言ってくれているはずなのに、そう言ってくれている彼らが私たちよりもずっと先を歩いていってしまっているような気がして寂しくて仕方ないんです……。ばあばは涙腺が弱いんですよ……。

 

曲やダンスのことも色々語りたいことはあるのですが、それはまたいつものツイートでぽろぽろ呟いていくとして。今日は衣装のことでぼんやり思ったことがあったのでそれを書こうかなと思います。

衣装自体は少し前から出ていて、すでに発売されている雑誌にも写真が載っているものになりますが、私はまだ入手出来ておりません……。もし今から書くことがすでに雑誌内で触れられていることだったらすみません。それから、公開されてから今までの数時間ですでに色んな方が仰っているのかもしれませんがとりあえず書かせてください。

 

 

MVのコメント内でも触れられていましたが、今回の衣装はデビューシングル「NEW STAR EVOLUTION(以下、NSE)」の衣装を思い出すような白を基調とした衣装なんですよね。


DearDream / デビューシングル「NEW STAR EVOLUTION」 - Music Video

 このMV3種類の衣装が登場しますが、その中でも白の上下にインナーがメンバーカラーになっているもののことだと思います。

今回も白を基調にそれぞれのメンバーカラーが入っていますが、色の入っている部分がそれぞれ違っています。袖の先、ジャケットの片側、裾……と、同じ入り方を探す方が難しいですよね。そこでふと思ったのが、今回の衣装はNSEの進化した形になっているということでした。

NSEはインナー以外は真っ白で何の色も入っていない。でも、デビューしてから彼らはユニットとしても個人としても様々な経験をして、それぞれのスキルを伸ばしてきました。歌やダンスはもちろん、トーク、演技、リポート等ありとあらゆる方向にです。一人ひとりが進化して自分の色を少しずつ見つけて、新曲の衣装のあの形になったのでは……と私は思います。経験して身につけたものは全く同じではないから、色や形が違うのはごく自然で当たり前のことですよね。そしてそれぞれの色の面積よりもまだ白の方が多い。それはきっと、彼らの人生はまだまだこれからの部分が多いからだと思います。

その白い部分にこれからどんな形で色がついていくのでしょうか。それをこれからも見ていきたかったのですが、あれより進化した形の衣装を着た姿を見ることはしばらくは無いのだと思います(あくまで“しばらくは”です。完全にとは思いたくありません)

 

寂しいです。純粋に今とても寂しいです。この気持ちはきっと受け入れられず武道館まで持ち続けるんだろうなと感じています。

最初の方で「ずっと先を歩いていってしまっているような気がして」と書きました。でも、彼らは先を歩いていってしまうことがあっても、私たちの方をたまに振り向いて「行こう」と誘ってくれていると信じています。

35日のあの配信の後に溝口さんはこういうツイートをされていました。

twitter.com

「駆け上がります」と言った後に「駆け上がりましょう!」と言ってくれているんですよね。彼らが階段を駆け上がるだけでは、駆け上がった先の夢のステージは彼らしか見ることが出来ません。だから、「駆け上がりましょう」と私たちファンにも言葉を掛けてくれている。一緒に行こうと呼びかけてくれているんです。

溝口さんだけでなく、DearDreamの他のメンバーも、もちろんKUROFUNEのお二人も、色んな場所で「行こう」と呼びかけてくれているような言葉を仰っています。だったら、もうあとは信じて一緒に歩いていくしかないかな……と。

しつこいくらい言いますが、本音は寂しいです。終わって欲しくありません。でも、一緒に歩いていけば何か見えると思うんです。望むものにはたどり着けないかもしれないけど、今よりも少しは前向きな気持ちを持ってその時を迎えられるかもしれない。だから私は、今は彼らの言葉を信じてとりあえず前を向こうと思います。

 

 

衣装の話だけ書こうと思ったのに気が付いたら話が脱線してました。拙く読みづらい文章ですみません。

次は明るい話がしたいです。推し(読んでくださっている方はご存じの方ばかりかもしれませんが溝口さんです)のビジュアルが今回も美しさ500点満点の話とか。

推しの舞台を初めて観劇した話

タイトルのまんまです。

私がここ3年ほど推している溝口琢矢さんの出演する舞台を、初めて生で観劇してきました。「3年も推してるのにようやく?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

仰る通りです、ようやくなんです(舞台が初めてなだけで、ライブは昨年参加しました)

 

舞台の内容についての感想というよりは、舞台の上の推しの姿を観て感じたことをぽつぽつ語っていく感じになると思います。元々語彙力なんて持ち合わせていないので同じ言い回しばかりになりますが、それでも読んでやるよという方はよろしくお願いします。読むのが疲れたら遠慮なくブラウザを閉じてくださいね。

 

 

 

そもそも何故溝口さんにハマったのかという部分に少し触れておきたいと思います。

元々アミューズの他の俳優さんが好きで買ったハンサムライブの映像(2013年のもの)を観ている中で「あれっなんか可愛い子がいるぞ……?」と思いつつもその時は全くハマらず、その後発売された「BOYS BE HANDSOME!!」を観ているうちに「あ、だめ、こんなに可愛い姿が抜かれてるとハマってしまう、推されてるものには全力で乗ってしまう……!」と気が付いたら私の中の推しボックスの中に仲間入りしていました。

仮面ライダーゴースト」での可愛らしい修行僧役に癒されていたある時、「ドリフェス!」のPRJがスタートしました。正直始まった当初は今ほどがっつりハマってはおらず、自分のツイートを遡ってもアプリの事前登録開始の時にようやく触れた程度です。担当するキャラクターが発表された時「えっクール系?低音ボイスなの?」と驚いたのは覚えています。

本格的に彼に落ちたのは、アプリがスタートしてから1年後のファーストライブでした。それまでどうしても彼にはダンスのイメージがなく、ライブで踊る姿を観てものすごい衝撃を受けたのです。「えっ、この人こんなに踊れるの!?」と失礼ながら思いました。どちらかというと可愛らしいお顔立ちをしていて体格も華奢な彼が、身体全体を使って美しく、かっこよく、時に色気のあるダンスを踊る姿を観て、そのギャップにすっかりハマってしまいました。

 

少しといいつつ長くなりましたが、要はギャップで落ちたということです。可愛いだけじゃないんだぞ、と。様々な表情を見せてくれる溝口さんに気が付いたらメロメロになっていました。

 

 

 

そんなわけで本題ですが、今回私が弾丸遠征して観劇したのは

 

Coloring Musical「Indigo Tomato」(大阪)

舞台「ジョン万次郎」

 

…の二つです。

「Indigo Tomato」だけは先に観劇予定が決まっており、「ジョン万次郎」はかなり悩みました。推しの初主演作品は観たい、でも先に遠征の予定があるから同じ月は経済的に厳しい……。そんな中でフォロワーさんから観劇のお誘いを頂き、「迷うよりはいっそ行った方が」との思いで観劇を決めました。結果から先に言うと、東京行きを決めて大正解でした。あれは観ないと後悔する舞台だった。溝口琢矢はスゴいヤツだった……。

 

 

まず「Indigo Tomato」の方から語っていきたいのですが、この舞台の時は割と後方の席でオペラグラスも持っていなかったため、表情を観ることはほぼ出来ませんでした。なのでどうしても目に見える部分以外の印象が強くなっております……。

観劇直後に長々と書いたことでもあるのですが、この舞台ではとにかく彼の歌に圧倒されてしまいました。本当に失礼ながら、「この人こんな歌い方出来たの!?」とその時素直に思ったのです。歌の上手なキャストの皆さんの中で彼は大丈夫なのかとハラハラしていたのですが、余計な心配でした。ちゃんとミュージカル歌唱に近付いた歌い方をしていることにとても感動してしまいました。

歌の経験については彼もパンフレットの中で触れている通りなので、本当にすごい努力をされたのだと思います。この時思い出したのが、以前公開されたとみーとのインタビュー(http://domonet.jp/plus/post?id=557)でした。詳しくはリンク先を読んで頂きたいのですが、この中で彼が話している「劣等感」の話がふと浮かんだんですよね。経験が浅いことを「まだまだこれから」と捉える彼だからこそ、ここまで歌のレベルを引き上げたんだろうなと思いました。

本当に、本当に歌が素敵だった。低音域をあんなに綺麗に歌うなんて思わなかった。高音域が少しだけ苦しそうだったけど、きっとその部分も彼は自覚していると思っているので次の舞台では絶対進化してるはずです(そう思いたい)

 

ここでは歌にしか触れなかったけど、それ以外の部分も本当に素晴らしかったです(本役とそれ以外の群衆を演じ分けているところは切り替えがすごかった)細かい部分を追い切れなかったのが本当に悔しい!DVDが届いたらまた改めて色んな部分をじっくり観ていこうと思います……。

 

 

それから少し経ち、今度は「ジョン万次郎」の観劇のため東京に飛びました。

前回の「Indigo Tomato」で学習したので今度はオペラグラスを購入して臨みました。持って行って良かったよ……表情めちゃくちゃ良く見えた……。

 

予習として原作の小説を事前に読んでいましたが、これがまた読みやすくて面白かったんですよ。そして買った当時ツイートしたし色んな方が仰っていたことですが、万次郎のセリフがめちゃくちゃ溝口さんの声で再生される(笑)きっとそのままの人物なんだろうなと思ってワクワクしていたら、予想以上に万次郎が溝口さんで、溝口さんが万次郎でした。

 

第1幕は原作にあたる部分で、遭難し捕鯨船に助けられ、アメリカに渡ってから日本に帰るまでが描かれています。第1幕が終わるまでに描かれる年月は10年分くらいになると思うのですが、それを表情、姿勢、仕草、声のトーン等様々なもので表現しているんですよね。新しいことに興味を持ってキラキラとした瞳(オペグラ覗いたら本当にキラキラ輝いていたんです、本当です)で語る姿といったら……!

すごく個人的には原作の五月祭のシーンを溝口さんの万次郎と聖菜ちゃんのキャサリンで観たかったのですが見事にカットされていました。なんで!(詳しくは原作を読んで頂きたいのですが、テリーと万次郎のやり取りの可愛らしさ、キャサリンの愛らしさ、そして差別に対する万次郎の複雑な思いが爆発するシーンがカットされたのは惜しすぎる)

第2幕はなんといってもラストの長セリフでしょう……。そのシーン、その時代までの万次郎を作り繋いできたもの、それに対する思いを語る姿を観て、溝口さんが何度も「命を懸けている」と仰っていた意味が分かった。本当に何も上手く言えないんだけど、彼じゃないとあのシーンは出来なかったと思う。共演者の方からも「万次郎そのまま」と言われた溝口さんが「ジョン万次郎」として生ききったからこそ、説得力のあるシーンになったと感じました。

 

 

私が今まで彼のお芝居(ジャンル問わず)を観て「好きだなぁ」といつも思っていたのは「その人物が確実にそこに生きている」という説得力を感じられるところだったのですが、今回二つの舞台を生で観劇してより強くそれを感じることが出来ました。

歌の成長を観て、演技にも圧倒された。別の現場ではダンスもぐんぐん成長している。彼に出来ないことなんて無さそうですが、「劣等感を持ち続けることが僕にとってはちょうどいいあり方」と語っているのできっとまだまだ想像を遥かに超えた先まで進化していくんだと思います。

 

何度考えても驚くことですが、彼は「Indigo Tomato」の本番をしながら「ジョン万次郎」の稽古をしていたんですよね……。この世界では当たり前にあることなのかもしれませんが、それでもあまりにもハードスケジュールすぎる……。努力、体力、精神力等、彼の役者としての覚悟のようなものの一部を見せて頂いた気がします。

 

本当に、なんてすごい人を好きになってしまったんだろう。

定期的に言っていることではありますが、溝口琢矢さんを応援することが出来て幸せです。今回観劇に行って改めて思いました。

 

次は「宝塚BOYS」が控えてますね。きっとさらに進化しているであろう彼の姿を観るのが本当に楽しみ!そのためには第二次繁忙期を頑張って乗り越えます……イケるっしょ!!

 

 

余談。

流れ的に書くタイミングを失ってしまっていたのですが、「ジョン万次郎」の第2幕で個人的に悲鳴を上げたかったのはお鉄ちゃんをお姫様抱っこして階段を下りていくシーンでした。女性を軽々と抱きかかえられる腕力があるんだという事実を突き付けられた瞬間のときめきにも似た興奮といったら……思わずオペグラでガン見してしまったシーンでした。お願いだから円盤に収録してください。